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SpeedPad n52
 サンクリ参加お疲れ様でした。
 更に辺境Cホールまでご来場いただき幣サークルまでお越しいただいた皆様に感謝申し上げます。
 おかげさまでサンクリ新作CG集「KAORU」も無事完売することができました。
 今回は絵描き本人も今までジャンル的流れから外れたMAJORのCG集だったので正直微妙だ発言があったのですが、まあなにはともあれ一息ついた感じではないでしょうか。
 撤収後池袋界隈を歩きながら思ったのですがなんだか都会はえらくすげえ強風が吹いていますね。田舎でもこんな強風ふかないだけに、都会ってところはこわいなと再確認したしだいで。

 そしてアキバへ。
 サンシャインから先行して向かっていたNISUMOなおと氏と合流。
 即じゃんがら。
 角肉ダブルとかトリプルとかもはやラーメンじゃないもの食べてますね。
 角トリプル。
 それはきっとラーメンじゃない。肉だ。

 とまあそんなこんなでアキバ界隈を例のごとくさまようのですが、今回はまた絵描き生産性向上グッズを買ってみようと。
 ネットなんかで一部のDTP屋さんが使っているというものなのですが。

 Nostromo SpeedPad n52

 どう見てもゲームデバイスですが、まあ昔で言うMicrosoft STRATEGIC COMMANDERみないな認識でよいかと。
 このキーに色々とボタンを割り付ければゲーム以外のアプリケーションにも対応できますよ、というわけです。
 つまりはSmartScrollと同じ使い方ができるのはないかと。
 折角アキバにきても大して買い物の予定がないのは何気に勿体無い気がしましたからね。

 さて、SmartScrollがあるのに何故他の似たようなデバイスの導入検討などをせねばならないか。
 SmartScrollはあれはあれで絵描き効率を上げるのには有効なデバイスなのですが、ボク的にはもう少しカスタマイズ性があってよいのではないかと思うわけでして。
 そもそもSmartScrollの開発コンセプトってのが「マウス操作中にスクロールを行えば操作効率があがるのでは?」という感じらしいので、SmartScrollを持っている以外の手はマウスを持っているという前提だと思われます。
 さらにボタンの割付は明らかにおまけ機能扱いだったので(SS-100にはボタン付いていないですし)、ボクらが使いたいと思っている使い方はあまり想定されていなかったという事だと思います。
 SmartScrollでボクのやりたい操作は「右クリック」なんかをボタンに割り付け(ペン描画中にペンパレットを出したい)なのですが、恐らくは上記のようなコンセプトっぽいのでキーストローク以外の操作を割り付けることができないのではないでしょうか。
 またソフト毎にプラグインがあるのは設定面からは非常に助かるのですが、いつになってもβ版止まりだったり(=リリースが遅い)、プラグインの上位互換性(新VerのPhotoshopには現プラグインでは対応しない)がなかったりとSDKあんだからそれで勝手に作ってくれよ、と言わんばかりの状態なので、将来性的には微妙だと言わざるを得ません。
 もう生産終了しているみたいですしね。
 あとこれはイクミたん氏とも少々議論になったのですが、トラックボールは本当に必要なのか?、という問題。
 ボクはPhotoShopに限って言えばあのトラックボールのスクロール(=再描画)が好きになれないのです。もともとSPACEキーでスクロールしていたので、それに比べるとトラックボールのスクロールは追従性と再描画の仕方が気に入れなかったわけで、現在使っているSmartScrollでもSPACEキーを割り付けて画面をスクロールさせているのでトラックボールはほぼ使っていません。

 そこで現れた救世主が前述のSpeedPad n52なわけです。
 宇都宮くんだりじゃまず買えそうにないし、将に渡りに船なわけで。
 早速メッセサンオー・カオス館へ。
 SpeedPad n52って名前は実は後に調べて知ったので、カオス館へ向かった時点ではなんとなくのシルエット図しか知らなかったのです。
 しかしそこはカオス館。
 一発で見つかりましたよ。
 熟慮に熟慮を重ねた結果、やっと購入の意思を決めました。

 帰りにアニメ井戸でMOVICの設定資料を物色してきましたが、多分一生描かない(描けない)であろうパンプキン・シザーズの設定資料をついつい購入してしまった以外とくに成果もなく帰途へつきました。
 はやくロケガの設定資料出してください。

 そして。
 SpeedPad n52を試してみましょう。
 まずマニュアルを読んでみます。

 この度はNostromo SpeedPad n52(n52)をお買い上げいただき誠に有難うございます。どんなゲームででも勝利への力が得られるように開発されたn52は、絶賛された先行機種のn50のすべての優位性を継承しつつ、高度なオプションによるパワーアップでゲームの主導権を握ります。(以下略

 そうかどんな絵描きツールでも勝利への力が得られるわけか(誤認)。

SmartScrollとの比較。

 外観及びパッドに手を乗せて思ったのは「結構デカイんじゃね?」。
 FPSキ○ガイの西洋人が使うだけあって、ボクの手には大きすぎますね。
 全部のキーを押すのは難しいです。手が全面をカバーしているからといってそれを適時押していけるかとは別問題だと思います。
 端から端のボタン連続で押すとかやると多分を手がつりますね。
 まあ普通のキーボード同等の大きさっぽいのが14個も載っているので否が応にも大きくなってしまうのでしょうが。
 国内の企業が作ればキーの数を減らすか小さくしそうですが、そこは海外メーカーだけのことはありますね。この点に関しては日本製のSmartScrollの方が明らかによいと思えます。

アプリごとの設定可能
マウス操作も設定可能
もちろんキーストロークも

 ドライバソフトや設定に関してはいう事ありませんね。
 登録したアプリケーション毎に設定割り振れるし。
 基本は単一キーのみの割付ですが、マクロでは複数キーの割付も可能ですし。
 マウスのボタンクリックも割り付けられますので、これはよいですね。
 もうペン側で右ボタンクリックの設定をしなくて済みます。
 あとジョイスティックとかマウスの軸操作も割り付けられますが、これは必要ないですかね(こっちが本文だと思いますが)。
 だいたいSmartScrollの時点でも常時活用しているのは4~5つ程度なので14個も要らないのは最初から解っていましたが、十字キーに何も割り付けないとなんか寂しい気もしますので適当にペンとか消しゴムとかを割り付けてみました。
 マクロ(キーストローク)を記録すると、流石はゲーム向けらしく押している(Delay)時間なども記録されるのですが、これは大人しく消すとキビキビ動きます。
 描画系のツールの割付しか行ってませんが、パス系の割付も混ぜると結構使いやすくなるかもしれません。

親指でAltは・・・

 とはいえキーの打ちにくさはしばらく使っていないと慣れないでしょうね。
 SmartScrollの時も慣れるまで時間かかったし。
 しかし親指の甲でAltキーを打つのは正直どうかと。でも今までのキーの打ち方的には親指なんですよねえ。

 実際にこのデバイス・設定で絵を描いてみないと正確な評価はできないのですが、SmartScrollでトラックボールがないと困る人意外はSeedPad n52の方が使い勝手がよいと思われます。
 値段もSmartScrollと大体変わりませんしね。
| ヲタク::絵描き | 09:12 PM | comments (x) | trackback (x) |
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