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左手デヴァイス大感謝祭(1)
なんだこの無駄デヴァイスわ・・・

 先日yann氏に誘われてインターパークのMOVIXで「涼宮ハルヒの消失」を見てきました。
 雪が舞い散るインターパークでこれはこれでよいムードなんじゃないかな、と思っていたのですが、2時間半後に雪に埋もれたクルマを目前にして雰囲気も何にもねえよ!、危うくクルマが消失しそうになってるじゃねーかよ!(笑)。
 劇場版というよりはOVAの上映会っぽい感じがしましたが、2時間半退屈はしませんでしたね。
 長門のよさを再認識させられました。枚数使ってるヌラヌラシーンはいかにも見所ですよって言ってる感じでちょっと過剰だったかと。
 中身は実にPC-9821V166くらいだったり、甲南病院だったりファミリーマートだったりしたので機会があればまた書くかもです。

 さて。
 今回は長門の話ではなく左手デヴァイスについてです。
 3・4年に渡って左手デバイスを使ってきたわけですが、その間に結構多くの左手デバイスを無駄に買ってきた気がします。
 中にはほとんど使われずに今回まで日の目を見なかったものや、むしろ今回のネタのために微妙な金額を払ってわざわざ購入したものもあります。
 今回評価する左手デバイスの殆どがゲーミング用途のものですので(というかほぼそれしか左手デバイスが存在しないわけでして)それをいかにしてPhotoshop以下絵描きソフトに対応させていくのか、また対応させる事ができるのか。
 それを自分なりに評価したのが今回のエントリだったりします。
 若干浅漬けっぽくなった左手デバイスの評価もあるにはあると思いますが、その辺りは行間を読んでもらえれば嬉しく思います。
 これから絵描き効率化のために左手デバイスの購入を検討なされている人への何らかの参考になれば幸いだと思います。

咲さん「いっしょに楽しもうよ!!」

 左手デバイスでもっと絵描きを楽しもうよ!。


■SmartScroll(SS-200)
 もうかれこれ3年以上ぶりでしょうか。
 SmartScrollを使うのは。

こんなにどうすんだよ・・・

 64bitというかVista以降の対応は公式にアナウンスしていはいません。
 なにせかれこれ4年前くらい前に生産が終了しているプロダクトでして。
 2chの補助入力総合スレを参考にすると、Program filesにインストールされたSmartScrollフォルダをそのまま持ってきて、smacrl.exe(とその他dll)を起動させれば動作する模様です。
 Windows7 Professional 64bit版でもとりあえず動作しました。

Win7 Pro 64bitでも(力技で)動くし!

  2004年くらいにintuos3を購入し、intuos3の特徴である左右4つ程のファンクションキーを目の当たりにしてからだと思います。
 必要なショートカットを登録してキーボードに手をかけないでいい分絵描きの効率が上がる夢のアイテムなんじゃないかと、絵描き効率向上のフロンティアを垣間見た思いがしました。
 その時イクミたん氏より「なんかWACOMから面白いモノが出てるぞ」というタレコミを聞き、サンクリだかの帰りに当時のLAOX The Computer館(ザ・コン)に売られていたSmartScrollをネタ半分に手に入れました。
 これが以外に大当たりした事によって現在まで続く左手デバイスへの欲望へとつながるのです。

 ボクは当時からSmartScrollにはトラックボールは要らないと思っていたのですが、現在でもSmartScrollを愛用しているイクミたん氏によればあのトラックボールのあの微妙なスクロールが「あれがないと困る」というほど愛して止まないようなので、あれもSmartScrollの魅力の一つであるようです。
 もはやこれは良し悪しの問題ではなく単に好みの問題だといえるでしょう。
 SmartScrollはゲーミングデバイスとして設計されていないがためにトラックボールによるスクロールが可能だったり、ホイールによる拡大縮小、更にプラグインによるアプリケーションのズバリそのツールを選択できるなど、他のデバイスと一線を画した機能や機構などが特徴的となっています。
 ゲーミング左手デバイスをある程度知ってしまった今となってはSmartScrollのボタンの8つという少なさはやはりゲーミングデバイスとして設計されていないための宿命かと思わざるを得ません。
 ボタンはキーではなくマイクロスイッチっぽいもので、押した感じがキーボードとは全く異なるものでして最初は「なんじゃこりゃ」みたいな戸惑いを覚えた気がします。
 そもそもSmartScrollの設計コンセプトが右手にマウス、左手にトラックボール(+ファンクションボタン)で操作快適!というものであるらしいのでマウスオペレーションを用意する蓋然性がなかったためだと思われます。
 しかしトラックボールによるスクロールとホイールのズームアップ・ダウンの連続技により圧倒的に素早く拡大縮小と移動が行えます。
 これはある種の快感といってもいいでしょう。
 スマスクユーザのみに許された特権かもしれません。

 トラックボールの有り無しは好みの問題だとしても、やはりボタン周りと互換性の弱さを覆い隠すには少々厳しいのかもしれません。
 プラグインがソフトのヴァージョンごとに違うなどの問題は、明らかに致命的ですし。一般ユーザとしてはWACOMがプラグインを作ってくれないと最新ソフトに対応させる事すらできないわけですからね。
 実際に当時のWACOMも最新バージョンのPhotoshopに対応したプラグインのリリースも遅くてSDKを配布しているのだから自分で作ってくれ、的な雰囲気をかもし出していたのも事実です。
 しかしそういった良きにしろ悪しきにしろ作られていった特徴から生産が終了してから数年が経つというのに、未だに有志によるプラグイン作りが行われているとう往年のX68000的なコアなユーザがついているという奇特な絵描きデバイスとなっております。
 現在SmartScrollを使っている人の多くはほとんど絵描きだといっても過言ではない気がします。そもそもこのデバイスはゲーミング目的で開発されたわけではないのですからね。VisoやExcelで使っているって人もほぼ聞いたことないのですがね。
 どの道、このSmartScrollのおかげで後に使う左手デバイスについての方向性が確定したといっても過言ではありません。

 デフォルトで入っているPhtoshop 5.x/5.0LE/Elementsプラグインは当然ながら最新版のはずのWACOM純正SC2用プラグインでもダメです。
 CS4でも使えるスマスクのプラグインを可及的速やかにネットで調べてみるといくつか見つかりましたが、今回はSt.Lute氏によるPhotoShop CS3ExtendedプラグインがCS4でも動きましたのでこれを使わせてもらいます。

これはなかなかですね。

 このプラグインではWACOM純正時代のプラグインに入っていなかったツール類も盛り込んであってよい感じですね。
 やはり右クリックに相当のするものはありませんね。SDKの仕様的にできるのかどうか知りませんが。
 そんなにやりたかったらこのプラグインに搭載されているブラシサイズの増減ツールやキーストロークで"["と"]"を登録してやればいいじゃないかとお思いでしょう。
 実際にそれは当時やりましたが、がブラシの大きさを変えるのにボタンを2つも消費してしまうのはただでさえ少ないSmartScrollのボタン状況を逼迫させるのに十分でしょう。
 このようなSmartScrollとボクの方向性の違いからゲーミングデバイスへとシフトしていく事になりました。

これがイクミたん氏のセッティングだ!!

 SmartScrollを薦めてきてボクを左手デバイスの世界に引きずり込んだイクミたん氏はそれからもスマスク一本で絵を描き続けています。
 今回の企画のためにその熱烈的な愛用者であるイクミたん氏のスマスク設定をスクリーンショットでもらいましたw。
 Photoshop6.0のメニューバーの上にくっついてる目とかがキモくていいですね。
 ボタン1のキーストロークはCtrlキーとのことです。
 まあ、至って普通なのでコメントしづらいですね。解ってましたが。
 パスを多用していたのでベジェのペンツールが登録されているとか、ブラシとエアブラシ両方登録されてるとか、くらいですか(ホントすみません)。
 「モンスターなのはマシンじゃない、ドライバーなんだ」ということで。

 もう非テンキー・ゲーミング系の左手デバイスを開発・販売する猛者は現れないのでしょうか?。
| ヲタク::PCとか | 08:32 PM | comments (x) | trackback (x) |
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